中秋の名月

2014年 09月8日 - 日常

IMG_20140908_175917午後6時
IMG_20140908_192633午後7時半
「中秋の名月(十五夜)」の8日、雲間に円い月が浮かび上がりました。
今宵の月は、秋の収穫に感謝するお祭りでもあり、この時期収穫される里芋などの芋類をお供えするので「芋名月」ともいいます。
十五夜だけではなく、十三夜、十日夜(とおかんや)というお月見行事があります。
昔からこの3日間が晴れてお月見ができると縁起が良いといわれ、秋の行事として親しまれてきました。
十三夜、十日夜(とおかんや)については、またその夜が訪れたらお話ししましょう。

皆さんは子供のころに「月にうさぎがいてお餅をついている」という話を聞いたことがありませんか。
それは月うさぎの伝説があるからです。
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『昔あるところにうさぎと狐と猿が暮らしていました。
ある日、3匹は疲れ果てた老人に出会います。
老人はおなかがすいて動けない、何か食べ物をめぐんでくれと言い、3匹は老人のために食べ物を集めに出かけました。
やがて、猿は木に登っていろいろな果実を採ってきて老人に食べさせました。
狐はお墓に行ってたくさんのお供えものを盗ってきて老人に与えました。
しかしうさぎは一生懸命頑張っても、何も持ってくることができません。
そこで悩んだうさぎは覚悟を決め、もう一度探しに行くので火を焚いて待っていて欲しいと伝えて出かけていきました。
猿と狐は火を焚いて待っていましたが、手ぶらで帰ってきたうさぎを見て、嘘つきだとなじります。
するとうさぎは「私には食べ物をとる力がありません。
ですから、どうぞ私を食べてください」といって火の中にとびこみ、自分の身を老人に捧げたのです。
実は、その老人は帝釈天(タイシャクテン)という神様で、3匹の行いを試そうとしたのです。
もとの姿に戻った帝釈天は、そんなうさぎを哀れみ、月の中にうさぎを甦らせて、皆の手本にしたそうです。』

これは仏教説話からきているお話です。
さらにこのお話には続きがあって、「うさぎを憐れんだ老人が、その焼けた皮を剥いで月に映し、皮を剥がれたうさぎは生き返る」という説もあります。
だから、月の黒い部分がうさぎなのでしょう。
また、うさぎが餅をついているのは「老人のために餅つきをしている」とか「うさぎが食べ物に困らないように」という説がありますが、中秋の名月が豊穣祝いであることを考えると、たくさんのお米がとれたことに感謝する意が込められているようです。

夢やロマンがありますね。

ありがとうございました。  法華坊主 joe

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