岩・砂・水

2017年 04月10日 - 日常

灌仏会に因んで「三種の文字」の話をいたしましょう。
仏教経典のパーリ『増支部経典』に載っているお話です。

この世には三種の人があります。
岩に刻んだ文字のような人と、砂に書いた文字のような人と、水に書いた文字のような人がいます。
一つ目の、岩に刻んだ文字のような人とは、しばしば腹を立てて、その怒りを長く続け、怒りが刻み込んだ文字のように消えることのない人を言います。
二つ目の、砂に書いた文字のような人とは、しばしば腹を立てるが、その怒りが砂に書いた文字のように、速やかに消える人を指します。
三つ目の、水に書いた文字のような人とは、流れて形にならないように、他人の悪口や不快な言葉を聞いても、少しも心に跡を留めることもなく、温和な気の満ちている人のことを言います。

あなたはどの人に当てはまりますか。
よく観察してみると、誰もが同じ場面で同じように怒っているわけではありません。
同じ事をされても、怒る人もいるし、怒らない人もいます。
先日の今村復興大臣の激高、どのように感じましたか。
「エヴァンゲリオン」のネクタイも嘆いているように見えましたねぇ。

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