菩提を祈る大切な行事

2017年 07月13日 - 日常

福島のお盆は8月ですが、東京や横浜などでは今月がお盆の月です。

盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事は、「神通(じんつう)第一」といわれた、お釈迦さまの十大弟子のお一人である目連尊者(もくれんそんじゃ)が、地獄に堕ちている母親の姿を見て驚き、お師匠さまのお釈迦さまに教えを頂戴して、ご自身の母親を救ったということに由来します。
日蓮聖人もまた、お題目の信仰で、自らのお師匠さまだった道善御房(どうぜんごぼう)を救いたいと願われ、「花が咲くのは根のおかげ。その根も土から栄養をもらっている。私たちは、親やご先祖さまという根と土があったからこそ、今があるのです。」と『報恩抄』に著されました。
現在のお盆の行事は、家族一同でご先祖をお迎えし、その菩提を祈る大切な行事となっています。
ご先祖が救われてこそ、今日の私たちの幸せがあるのですから、どうぞお盆をお迎えするのを機に、あらためて親やご先祖さまに対する感謝の気持ちを捧げましょう。

「松居一代」報道、もうイイよ。  法華坊主 joe

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