寒風に耐えて咲く健気な花

2017年 11月14日 - 日常

冠婚葬祭にしても、学校行事にしても、地域の集まり事しても、昨今はほとんどが日曜開催になりました。
よって、先月の日曜日は毎週のように押し寄せる台風や大雨の影響で、予定していた行事が順延したり中止になったところが多かったのではないでしょうか。
かつては、農家や自営業など自由にその休日を選択することができましたが、今はサラリーマン生活や共働きのご家庭が多くなったことも、その一因といえるでしょう。

七五三は本来、明日・11月15日にお祝いするものとされていました。
ではなぜ11月15日なのでしょうか?
江戸時代、徳川家光が当時虚弱体質であった四男徳松(後の五代将軍綱吉)の無事成長を祈るために、袴着の儀式を執り行ったのが11月15日で、これが一般に定着したといわれています。
なぜこの日が選ばれたかは、
1)「鬼宿日」(きしゅくにち)という吉日にあたるという説
2)秋の収穫の月で縁起がよいとされた11月説
3)3と5と7を足して15日にしたという説
など諸説あります。
ちなみに「鬼宿日」とは、古代中国の天文学で用いられた区分法「二十八宿」の鬼宿にあたる日で、最吉日で、婚礼以外は万事に大吉とされました。
しかし、最近では特に15日にはこだわらずに10月から11月にかけての家族が揃う吉日を選んで行う人も多いようです。
七五三に当たっているお子さんやお孫さんの居られるご家庭では、もうお済みになりましたか。
境内には、七五三をお祝いするかのごとく、「十月桜」が咲いています。

日馬富士、お前もか!  法華坊主 joe

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