初午=五穀豊穣を願う大切な行事

2018年 02月7日 - 日常

「初午(はつうま)」は2月の最初の午の日で、今日がその「初午」にあたります。
この日は稲荷神のお祭りで、全国各地の稲荷神社で豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願します。
稲荷神社は全国に約4万社あります。
農業、漁業、商売、家庭円満にご利益があるとされ、京都市伏見区の伏見稲荷大社が総本社です。
伏見稲荷によると、和銅4年(711年)の2月の最初の午の日に、祭神が稲荷山(伊奈利山)の三箇峰に降りたという故事から、稲荷神を祭る祭事が行われるようになったとされます。
旧暦2月の初午の日は今の3月にあたり、ちょうど稲作を始める時期だったため、農耕の神様を祭るようになりました。
稲荷の名は「稲生り」から来たともいわれています。

初午の午は陽気を表す動物とされ、とくに白馬が太陽の象徴と考えられ、その信仰と稲荷祭とが重なったとされています。
そのほかにも、山の神を迎え入れるために馬を引き連れて農耕儀礼をする日を午の日に選んだなどといろいろな説があります。
いずれにしても初午は昔から農作業をする日本人にとって五穀豊穣を願う大切な行事でした。
そして稲荷神は仏法守護の善神とされ、法華の寺院でも初午の日に狐の大好物とされる油揚げや赤飯などをお供えしお祝います。

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