雨水=農耕の準備を始める目安

2018年 02月20日 - 日常

数日、遠方に出かけていました。
昨日は24節気のひとつ「雨水(うすい)」でした。
空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味です。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃です。
しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
さらに三寒四温(さんかんしおん)を繰り返しながら、春に向かっていきます。
三寒四温とは、寒い日が3日ほど続くと、その後4日間ぐらいは暖かいということで、これを繰り返しながらだんだん暖かくなり、春へと向かいます。
もともと、中国北部や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉で、後に日本に伝わりました。

雨水の日にひな人形を出すと、良縁に恵まれるという言い伝えがあります。
これは諸説ありますが、有名なものとしては由来は日本神話から来ていると言われています。
この時期は雪溶け水が川に流れ始める頃なのですが、水は命の根源と考えられていました。
命の根源=母ということから、この時期に水の神様と子宝の神様が降りてきて、安産・子孫繁栄になると考えられ、女の子のいる家ではひな人形を飾ると良いと言われるようになったようです。

ノルディック複合・渡部5位、ドイツ強い。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です