今日彼岸 菩提の種を蒔く日かな

2018年 03月18日 - 日常

今日から一週間は、春のお彼岸です。
春分の日を中日として、その前後おのおの3日にわたる一週間を〈お彼岸〉と称し、この期間に寺院では彼岸会という法会を行い、信者は寺に参詣し説法を聴聞また墓参などを行います。

彼岸といえばお墓参りが頭に浮かびますが、彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。
日本では、神仏両方を共にまつるという風土があるので、太陽神を信仰する「日願」と仏教の「彼岸」が結びついたからという説があります。
また、春の種まきとも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
お彼岸の初日を「彼岸の入り」、最終日を「彼岸明け」といいます。
自宅に仏壇があるときは、彼岸の入りの前日に仏壇の掃除をすませ、新しい花を供え、さらには故人の好物を供えて供養します。
お彼岸の間は毎日、朝晩に灯明と線香をあげて仏壇に礼拝します。
中日の前後にはお墓参りをして故人をしのびますので、日頃なかなかお墓参りに行けない人も、お彼岸を機会にお墓の掃除をしお墓参りをしましょう。

17日、東京サクラ開花、歴代3位の早さ。  法華坊主 joe

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