キツネの好物、油揚げ

2018年 03月27日 - 日常

今日は、旧暦の「初午(はつうま)」です。
「初午」は2月の最初の午の日です。
この日は稲荷神のお祭りで、全国各地の稲荷神社で豊作、商売繁盛、開運、家内安全を祈願します。
稲荷神のお使いといわれるキツネの好物の油揚げをお供えします。
稲荷神社は全国に約4万社あり、農業、漁業、商売、家庭円満にご利益があるとされ、京都市伏見区の伏見稲荷大社が総本社です。
伏見稲荷によると、和銅4年(711年)の2月の最初の午の日に、祭神が稲荷山(伊奈利山)の三箇峰に降りたという故事から、稲荷神を祭る祭事が行われるようになったとされます。
旧暦2月の初午の日は今の3月にあたり、ちょうど稲作を始める時期だったため、農耕の神様を祭るようになりました。
稲荷の名は「稲生り」から来たともいわれ、その日から習い事を始めるという風習もありました。
初午は伏見稲荷をはじめ大阪の玉造稲荷、愛知県の豊川稲荷など、各地の稲荷神社で盛大に祭がとり行われます
ご近所のお稲荷さんにも赤いのぼりが立ち、賑やかになるでしょう。
初午の日には、油揚げばかりでなく、赤飯や団子などを供えてお祭りします。

初午の日には、油揚げや油揚げにすし飯を詰めたものを奉納しました。
これが「いなり寿司」の始まりで、キツネの大好物の油揚げを人間もたくさん食べられるよう考案されました。
稲荷神社もいなり寿司も親しみを込めて「おいなりさん」と呼ばれています。

佐川氏、首相らの指示「ない」。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です