心地の良い爽やかな晴天

2018年 05月16日 - 日常

今日も、福島は真夏日の気候となりました。
まさに「五月晴れ」です。

五月晴れというの本来は、「さつきばれ」と読み、旧暦である太陰暦の時に作られた呼称でした。
現在の新暦に変わり時代の移り変わりとともに、「新暦での5月の晴天」の意味でも使われるようになり、本来は誤用とされてきた使われ方が次第に定着し国語辞典などにも記載されるようになってきました。
実際に国語辞書などで「五月晴れ」という語句の意味を調べると
1.梅雨の晴れ間。つゆばれ。さみだれの晴れ間。
2.5月の空の晴れわたること。さつきぞら。
といった2種類の意味が記載されています。
旧暦で表す五月は現在の6月(梅雨の時期)にあたります。
そのため五月晴れとは、本来「梅雨の時期の晴れ間や梅雨の時期の晴天の日」を示していました。
もともとは雨が降り続く梅雨の時期の晴れ間を表しそのように使われてきましたが、現在では5月の心地の良い爽やかな晴天という意味でも使われるようになりました。
昔からの四季折々の季節の言葉や俳句の季語などを集めた歳時記などを見てみると、新暦での「5月の晴天や快晴の日」を五月晴れと表記するのは誤用で間違っていると解説している歳時記も存在するので、俳句の季語として使用するのは避けた方が正解だと感じます。

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