今生の恥こそ大切なれ
2018年 05月25日 - 日常
教団の重要な会議があって、3日間東京滞在でした。
「聞くは一時の恥、聞かざるは一生の恥」という言葉をご存知でしょう。
「知ったかぶりをして、かえって恥をかいた」という経験は誰にでもあるものです。
昔から「恥をかくより汗をかけ」といいます。
私たちが、額(ひたい)に汗して体得したものこそ、本当の知恵です。
その場のひと時の恥をおそれてはなりません。
そんなことを感じる3日間でした。
私たちが信じる『法華経』とは、どんな出来事も肯定し、決して投げ出さずに生きよという教えです。
お題目を信じれば、私たちの周りには必ず仏さまや菩薩さま、そして諸天善神が「変化(へんげ)の人」となって守ってくださいます。
だから、安心していいのです。
そして経験すること一つ一つを学び、自分のものにしていきましょう。
日蓮聖人もまた「同じ恥なれど、今生の恥は、ものの数ならず。ただ今生の恥こそ大切なれ」(「寂日房御書」)と教えてくださっています。
働き方法案、採決強行。 法華坊主 joe