梅の熟す時期の雨

2018年 06月8日 - 日常

既に関東地方までは「梅雨入りした模様」と発表されていますが、東北はこれからで週末にも発表されることでしょう。
梅雨は「梅」の「雨」と書いて『つゆ』または『ばいう』といいます。
中国では6月の長雨のことを「梅雨」と書いて『meiyu(メイユー)』と読みます。
実は中国でも梅雨という言葉が使われるようになった経緯がはっきりしていないため、現代でもあいまいなままとなり様々な説があるのです。
そのひとつとして黴(かび)の生えやすい時期の雨という意味で「黴雨(ばいう)」と呼ばれていて、それでは語感が良くないため季節に合った同じ音の「梅(ばい)」の字を使って梅雨と呼ぶようになったという説があります。
日本では、『日本歳時記』に「此の月淫雨ふるこれを梅雨と名づく」という一文があり、梅の熟す時期の雨という意味です。
日本歳時記は貝原益軒(かいばら えきけん)によって1688年に刊行されたことから、日本では江戸時代から「梅雨」と呼ばれるようになったと言えるでしょう。

♫ ひとつひとつ消えてゆく雨の中
 見つめるたびに悲しくなる
 雨は冷たいけど濡れていたいの
 思い出も涙も流すから   ♬

中日松坂、古巣SBから恩返しの白星。 joe

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