それぞれが抱える秘密と切なる願い

2018年 06月12日 - 日常

今日(11日)は一日中梅雨空でした。
それも冷たい雨でしたが、農家の皆さんにとっては「恵みの雨」となったことでしょう。
そんなわけで法華坊主も、久しぶりにシネマのスクリーンに向かって、恵みの映画を観てきました。

『第71回カンヌ国際映画祭』にて日本映画としては21年ぶりに最高賞パルムドールを受賞した『万引き家族』(是枝裕和監督)。
東京の下町を舞台に、祖母の年金と万引きで生計を立てる貧しい一家を主役にした物語です。
社会という海の底を這うような家族ですが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしている光景が、仄仄とした雰囲気を醸し出しています。
子役(城桧吏)は、『誰も知らない』に主演した柳楽優弥に似ていて、是枝監督はこういうのが好みなのかな。
安藤サクラの演技が圧巻で、取り調べ中の表情がサイコーに良かった。
松岡茉優のナイスバディにビックリ、リリーの裸体にウンザリ。
希林さんはいつも作中で死んじゃうね。
老若問わず、脇役がまたたまらない。
ネタバラしませんが、これが法華坊主の観後感です。
皆さんもぜひ観てみて下さい、何ならお伴しますよ。

冷たい雨にうたれて街をさまよったの🎶  法華坊主 joe

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