黄金色の畑に爽やかな 風

2018年 06月14日 - 日常

「麦秋」
何と読みますか?
刈り入れの近づいた麦の穂が黄金色に輝いて見える時期を「麦秋(ばくしゅう)」といいます。
〈秋〉という漢字が入っていますが、麦秋がしめす季節は、初夏の時期、まさに今ごろです。
この場合の「秋」は季節を表すものではなく、稲の秋にならったもので収穫の時を意味します。
麦秋の時期は、東北地方以外の西日本では5月下旬で、北海道では7月に入ってからとなります。
麦秋と呼ばれる初夏は、麦にとっての収穫の「秋」であるというわけですね。
この頃に吹く風を「麦の秋風」と呼びます。
立正院の裏手にある畑地にもわずかな面積ですが、刈り取りを待つ麦の穂が黄金色に輝いています。

小津安二郎監督、原節子主演により1951年公開された「麦秋」という映画がありました。
公開後、キネマ旬報ベストテン第1位など数々の賞を受けた作品です。
当時、原と小津との結婚説が芸能ニュースを賑わせたと、大人になってから読んだ雑誌に書かれていたこと思い出しました。

麦は泣き、麦は咲き、明日へ育っていく🎶  法華坊主 joe

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