冷たく湿った北東の風

2018年 06月16日 - 日常

火曜日(12日)に「今週はオホーツク海で高気圧が強まり、東北太平洋側にはヤマセと呼ばれる冷たい東よりの風が吹きやすくなりそうです。」と気象庁より「低温に関する東北地方気象情報」が発表されました。
東北地方は、オホーツク海付近に中心を持つ高気圧からの冷たく湿った北東の風の影響で、平年より4度から5度程度低く、4月下旬から5月中旬並となる所がある見込みとして、農作物の管理などに注意喚起をしています。
10日 18.1℃
11日 18.5℃
12~14日 20℃越え
15日 17.2℃
16日 15.8℃
以上は、福島市の最高気温です。

「サムサノナツハ オロオロアルキ」は、宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」の一節です。
岩手県の農業技術者だった賢治にとって、寒い夏は実らぬ稲と飢饉の到来を意味していたに違いありません。
その賢治はイーハトーブの冷害による飢饉で父母を失い、妹をさらわれた少年の物語「グスコーブドリの伝記」を書きました。
技術者となったブドリは火山の噴火による温室効果ガス放出で冷害から人々を救おうと自らの身を犠牲にします。
賢治の願いはあるとき一面では叶い、あるとき一面では予想外の展開となりました。
品種改良などで人々は飢饉の恐怖から解放されましたが、逆に温室効果ガスによる地球温暖化が心配な世となりました。
しかし依然として、人々を困らせる「サムサノナツ」は時おりやってくるのです。
これから間違いなく猛暑もやってくるでしょうが、「サムサノナツ」と「ヒデリノトキ」との差が激し過ぎます。

AKB48総選挙、松井珠理奈第1位。  法華坊主 joe

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