菖蒲は邪気をはらう植物
2018年 06月18日 - 日常
今日(18日)は「旧端午」、すなわち旧暦「端午の節供(節句)」に当たります。
「端午の節供」には、菖蒲湯に入るという習わしがあります。
「端午の節供」は別名「菖蒲の節供」ともいわれるように、本来は菖蒲が主役の厄祓い行事でした。
菖蒲は香り豊かで風情があるばかりでなく、厄除け効果も抜群です。
いろいろな楽しみ方がありますが、その代表が菖蒲湯ですから、ぜひ菖蒲湯に浸かって厄もサッパリと落としましょう。
また、「軒菖蒲(のきのうぶ)」はご存知ですか?
菖蒲と蓬(よもぎ)を束ね、4日の夜に軒先に挿しこみ、5日の朝とりこむ外飾りで、魔除けや火除けの呪(まじな)いです。
蓬や菖蒲は邪気をはらうとされる植物で、これを軒から下げることで、外から悪いことが入ってこないようにと願っての行事です。
軒菖蒲も伝統的な端午の節句の習慣なのですが、いまでは飾るご家庭は少なくなりましたね。
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