梅雨前線の活動が弱まって・・・。

2018年 06月22日 - 日常

梅雨の期間中に一旦天気が回復し、数日以上晴れ間が続くことがありますが、この晴れ間の出ている期間を「梅雨の中休み」といいます。
梅雨の中休みには、梅雨前線が南下し大陸から乾いた高気圧に覆われるパターンと、梅雨前線が北上し夏の高気圧に覆われるパターンがあるそうです。

梅雨は、梅雨前線によってもたらされますが、そもそも「前線」とは、どういうものなのでしょうか?
前線は、性質の異なる空気の境目のことで、「暖かい空気」や「冷たい空気」の境目などにできます。
梅雨の時期は「冷たいオホーツク海高気圧」と「暖かい太平洋高気圧」に挟まれるため、東西に長い前線ができます。
性質の異なる空気がぶつかる場所では上昇気流が起こり、雲が発生します。
さらに大気の状態が不安定となり、広く雨を降らせるのです。
〇パターン1⇒梅雨前線が南下
梅雨前線が南下すると、初夏の空気に覆われ湿度が低く比較的カラッと暑くなる傾向にあります。
〇パターン2⇒梅雨前線が北上
逆に、梅雨前線が北上すると、日本列島は真夏の空気に覆われ蒸し暑くなる傾向にあります。
同じ「梅雨の中休み」でも、梅雨前線がどちらの方向に移動したかで、暑さの質が変化するんですね。
明日もお天気が良さそうですから、再会が楽しみ。

「ドカベン」シリーズ完結へ。  法華坊主 joe

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