短冊をつるして上達を願う

2018年 07月4日 - 日常

今週末の7日は「七夕」です。
朝ドラ「半分、青い」第60話を思い出してください。
律と鈴愛(スズメ)の誕生日は、7月7日の七夕の日でした。
秋風荘では、秋風先生を始めスタッフ総出で七夕会が行われていましたが、そこではみんなで短冊を書いていました。
スズメももちろん書いていましたが、その内容がちらっとだけしか映らなかったので、何を書いた気になっていませんでしたか。
誕生日がまさかの修羅場の日となってしまった律とスズメですが、短冊を書いた時はそんなことも知る由もなかったスズメです。
スズメが書いた願いは、「律がロボットを発明しますように!!」と書いたのです。
スズメはいつでも律のことを応援していました。
しかし、悲しいかなこの短冊を書いた後で、スズメは律と決別することになるわけです。

笹竹に短冊をつるして願い事をするようになったのは、江戸時代からです。
手習いごとをする人や、寺子屋で学ぶ子が増えたことから、星に上達を願うようになったのです。
本来はサトイモの葉に溜まった夜露を集めて墨をすり、その墨で文字を綴って手習い事の上達を願ったそうです。
サトイモの葉は神からさずかった天の水を受ける傘の役目をしていたと考えられているため、その水で墨をすると文字も上達するといわれているからです。
こうした本意を踏まえると、短冊には「〇〇〇が欲しい」というような物質的な願いごとではなく、上達や夢を綴ったほうが良いのではないでしょうか。
あと3日、今年の七夕で皆さんは短冊にはなんと記入しますか。

日本サポーター敗戦後のゴミ拾いに、世界的な共感。  法華坊主 joe

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