東の空を見上げてみては?

2018年 07月7日 - 日常

今日は24節気のひとつ「小暑(しょうしょ)」です。
暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、この頃から暑さが本格的になってきますが、梅雨の終わる頃で、今回のように集中豪雨が多く発生する時季でもあります。
梅雨が明け、強い日差しと共に気温が一気に上がる時季のため、体調を崩しやすくなる頃でもあります。
天気予報やニュースで「小暑」という言葉を耳にしたら、本格的な夏を迎える合図だと思って下さい。
暑さを乗り切るために、しっかり食べて体力をつけておきたいですね。
また、この頃は蓮の花が咲き始める頃でもありますから、少し風流に蓮観賞に出掛けてみるのもいいですね。
午後には花がしぼんでしまいますので、行かれる時は朝の早い時間がおすすめです。

そして今日は「七夕」でもあります。
七夕は五節句のひとつで、縁起の良い「陽数」とされる奇数が連なる7月7日の夕べに行われるため「七夕の節句」といいます。
また、笹を用いて行事をすることから、別名「笹の節句」と呼ばれています。
七夕は、中国伝来の【七夕伝説】と【乞巧奠(きっこうでん)】に、日本古来の【棚機つ女】の伝説や、【お盆前の清めの風習】などが結びついて、現在のようなかたちになりました。
「乞巧奠」が七夕の節供に変化していきましたが、もともとは七夕と書いて「しちせき」と読んでいました。
七夕を「たなばた」と読むようになったのは、日本古来の「棚機つ女」の伝説に由来します。
「棚機つ女」とは、神様を迎えるために水辺に設けた機屋に入り、棚機(たなばた)と呼ばれる機織り機で神様に捧げる神御衣(かみこ)を織りあげる女性の話です。
そして、中国の織姫と日本の棚機つ女が結びつき、七夕と書いて「たなばた」と読むようになったのです。
御地の今夜は、天の川が見えますでしょうか。

高校野球福島大会、きょう開幕。  法華坊主 joe

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