先祖の霊が迷わないように

2018年 07月13日 - 日常

今日も東京日帰りしてきました。

お盆の行事のひとつ「迎え火」というのは、戻ってくる先祖の霊が迷わないように、目印として火を焚くお盆の風習です。
一般的には、盆入りの7月13日(または8月13日)の夕方に行われ、この日をお盆の迎え日とも呼びます。
お盆の迎え火では、一般的に「おがら」を用います。
おがらとは皮を剥いだ麻で、ホームセンターや花屋さん、スーパーなどで手に入ります。
本来は焙烙(ほうろく)と呼ばれる素焼きの平皿におがらをのせて燃やし、焙烙がない場合は、耐熱の平皿を代用することもあります。
玄関先や庭で行うことが多いです。
おがらの他に、松明や藁、ろうそくを用いる場合もあります。
また地域によっては、お墓からの道すじにたくさんの松明を灯したり、河原にろうそくを並べたりするところもあります。
東京都などの都市部では、送り火を「またぐ」という文化があります。
焚いているおがらの上を3回またぐことで「病気から身を守ることができる」と考えられてきたようです。
今夜実行できなかったお宅では、8月のお盆でも「迎え火」「送り火」の風習がありますから、ふるさとに帰省した折に実践してみては如何ですか。

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