1年の中で最も暑さが厳しいとされる時期

2018年 08月1日 - 日常

今日から8月(葉月=はづき)です。
葉が紅葉して落ちる月「葉落(はおち)月」から「葉月」となったいわれています。
葉が落ちるのは秋では?と思われるかもしれませんが、旧暦では、8月は秋なのです。
でも実際は、先月から続く猛暑の連続で、今日も福島市は最高気温38.1℃の危険な暑さでスタートしました。
東北では、青森ねぶた祭り、秋田竿燈まつり、山形花笠まつり、仙台七夕まつりなどが開催され、8月盆も重なって夏本番を迎えます。

また今日1日は、「二の丑」です。
夏の土用は、1年の中で最も暑さが厳しいとされる時期にあたるため、江戸時代にはこの期間の丑の日を「土用の丑の日」と重視し、柿の葉などの薬草を入れたお風呂に入ったり(丑湯)、お灸をすえたり(土用灸)すると夏バテや病気回復などに効き目があるとされていました。
年によっては、土用の期間に丑の日が2回訪れることもあり、この2回目の丑の日を「二の丑」といいます。
土用の丑の日にウナギを食べると夏バテをしないといわれています。
実はこの風習、江戸時代の万能学者であり、発明家でもある平賀源内が仕掛けたものだったんです。
知り合いのウナギ屋さんが夏はウナギが売れないと困っていたのを見て、店の前に「土用丑の日、ウナギの日」という貼り紙をしたのです。
これが大当たりして、土用の丑の日にウナギを食べる風習となりました。
元々この日に「う」のつくものを食べると病気にならないという言い伝えがありましたので「う」のつく食べ物=「ウナギ」として定着したのでしょう。
栄養たっぷりのうなぎを食べて、夏バテを吹き飛ばしましょ。

命にかかわる危険な暑さ、明日も続きそう。  法華坊主 joe

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