露凝って白し

2018年 09月8日 - 日常

今日(8日)は、24節気のひとつ「白露(はくろ)」です。
処暑から数えて15日目にあたり、この日から「仲秋(ちゅうしゅう)」になります。 
草の葉に白い露が結ぶという意味で、夜の間に大気が冷え込み、草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょう。
野には薄の穂が顔を出し、太陽が離れていくため空が高くなるなど、本格的な秋の到来を感じられる頃です。
日中はまだ暑さが残りますが、朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始めます。

空には夏の代名詞である入道雲の出番が減って、代わりに秋らしいうろこ雲が見られるようになります。
日が暮れるのも早く感じるようになり、ススキが黄金色に輝くのもこの季節。
それまでは朝からうだるような暑さを感じていたのに、白露の時期になると朝晩は少しひんやりと感じられることもあります。
白露は「陰気ようやく重なり、露凝って白し」から名付けられました。
暑さも少しずつ収まり始め、草花には朝露がつくようになるという意味があり、暑さの種類が変わったように感じられる季節です。
また、この季節は大気が不安定になりやすく雨が降る日が多くなります。
俗に秋雨前線や秋の長雨と呼ばれるもので、近年はこの時期の雨が思わぬ被害をもたらすことも多く、注意が必要となっています。
しかしながら、一般的には小学校の運動会シーズンを前に練習が始まる頃でもあり、熱中症になる心配も少なくなることからジョギングやウォーキングを始める方も増えてくる季節となっています。

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