あ、金木犀が咲いているな

2018年 09月27日 - 日常

皆さんは、近くを通るとふいに香ってくる甘い香りで「あ、金木犀(きんもくせい)が咲いているな」と気がつくことがありませんか。
今年もその時季がやってきました。
金木犀は、その姿より先に香りで気づかれるほどの豊かな芳香が特徴です。

金木犀はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、9月下旬から10月上旬に小さなオレンジ色の花をたくさん咲かせます。
高さは3~6mに育ち、刈り込んで垣根にもできるので、庭先や公園などでもよく見かけます。
特徴は何といってもその香りで、梔子(くちなし)、沈丁花(じんちょうげ)とともに「三香木(さんこうぼく)」と呼ばれています。
沈丁花は、2月~4月に小さな花のかたまりを枝先につけ、梔子は、6月~7月頃に肉厚の白い花を咲かせ、冬には黄赤の実をつけます。
金木犀と沈丁花の香りはよく似ていますが、春先に香るのは沈丁花、秋の訪れとともに香るのは金木犀です。
「香木(こうぼく)」というのはまた別物で、木自体が香る白檀(びゃくだん)や沈香(じんこう)のことをいいます。
お寺で使う白檀や沈香のお香は、高級品です。

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