出雲の国に集まり会議

2018年 10月1日 - 日常

今日から10月、別名を神無月(かんなづき)といいます。
この月に日本中の神様が、出雲の国に集まり会議を開き、他の国には神様がいなくなってしまうことから「神無月」と呼ばれてきました。
神様の集まる出雲の国では「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
10月は全国の八百万の神様が、一部の留守神様を残して出雲大社(島根県出雲市)へ会議に出かけてしまうと考えられてきました。
年に一度、出雲大社に集まった神様たちは、人の運命や縁(誰と誰を結婚させようか)などを話し合います。
遠く離れた者同士が知り合い、結婚するようなことがありますが、この会議の結果なのかもしれませんね。
その為、出雲大社は縁結びの総本山でもあります。
また、来年の天候、農作物や酒の出来なども話し合われているそうです。

出雲大社の祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)。
天を象徴する天照大神(あまてらすおおみかみ)に対し、大地を象徴する神様です。
大国主大神にはたくさんの子どもたちがおり、その子どもたちを全国各地において国を管理させました。
そして、子どもたちが年に一度出雲大社に戻り、その年の報告や来年の相談をしたのです。
やがて、他の神様も一緒に出雲に集まるようになったといわれています。
一度も訪れたことのない出雲大社、ぜひ近いうち「縁結び?」に行ってみたい所です。

ノーベル医学生理学賞に、京大・本庶佑特別教授。  法華坊主 joe

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