御会式には桜の開花

2018年 10月20日 - 日常

日本列島を何度も襲った大型台風の影響で、暴風や塩害を受けたイチョウの木が枯れる被害が全国で確認されています。
一方で、列島各地では季節外れの桜の早咲きも起きており、少なくとも全国350カ所でソメイヨシノの開花があったそうです。

立正院の境内には「御会式桜」が咲いています。
弘安5年(1282年)の秋、日蓮聖人は池上の地でお亡くなりになりました。
10月13日の暁、日蓮聖人が入滅されると大地が揺れ、桜が満開に咲いたと伝わっています。
十月桜ですね。
十月桜は、そもそも秋に咲く種類ですが、秋なのに春と勘違いして、咲くはずのない桜が咲くこともあります。
本来、桜が咲くのには暖かい春を迎える前に厳しい冬の寒さが必要ですが、秋に一度寒くなった後、急に暖かくなると、春と勘違いししまう。
これを「返り咲き」などと呼ぶそうです。
「春は桜、秋は紅葉」なイメージですが、十月桜や返り咲きに遭遇できれば春と秋をいっぺんに楽しめるということ。
珍しい風景ですが、今年の紅葉狩りはこんな楽しみ方もアリかもしれませんね。

サウジ、記者死亡認める。  法華坊主 joe

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