時代性に富み、多様さを実感

2018年 10月24日 - 日常

今年は、明治維新から150周年という大きな節目の年です。
それが発端ではありませんが、先日の東京滞在中「憲政記念館」の存在が気になり、一緒に行くなら政治に興味あるこの人しかいないと引籠さんを誘って、東京メトロ永田町駅を下車しました。
ポカポカ陽気の小春日和に恵まれ、腕まくりをしながら国会議事堂そばの国立国会図書館前を歩いていると「開館70周年記念 本の玉手箱」というポスターが目に入り、すかさず新館1f展示室を訪ねてみました。
昭和23(1948)年の開館以降の歩みと、約4,300万点に及ぶ蔵書の多様さを、美しい本、珍しい本、どこかで見た本、世を映す本といった特色ある資料約180点が展示にされており、私たちのような本好きの方々が眼を凝らして資料を覗き込んでいます。
「第1部 国立国会図書館の70年」「第2部 さまざまな蔵書」の2部構成で、第2部はさらに3章に仕分けされていました。
「第1章 美しい本・珍しい本」コーナーでは、美しい本や変わった装丁の本などが展示されており、「第2章 どこかで見た本」コーナーでは、子どもの頃に親しんだロビンソン・クルーソーの物語やアンデルセンの童話、ドラえもんなど有名なマンガのキャラクターなど、今でも多くの人に愛されるこれらの作品やその主人公をそれぞれ昔の姿で紹介されていました。
「第3章 世を映す本」コーナーでは、時代性に富み、多様さを実感していただけるに違いない「本」を揃えていました。
戦後すぐの時代のカラー写真「モージャー氏撮影写真資料」や、日本の国際連合への加盟に関する会議録をはじめ、日本初の女性の博士論文や、原子炉設置許可申請書、往年の人気テレビドラマ「太陽にほえろ」の脚本、さらにさまざまな媒体の変遷を遂げてきた録音資料などが展示されていて、興味深く観ることが出来ました。
本は時代の変遷とともに変化してきましたが、筆者と読者をつなぐ心はいつも変わることなく、本で学ぶことや街が教えてくれることによって、心の豊かさを求めてきたんだな!と実感し、汗を拭きながら当初の目的地に歩を進めました。

今日から臨時国会が開幕し、安倍総理大臣の所信表明演説が行われ、自民党の憲法改正案の国会提示に意欲を示しました。
外交では「戦後日本外交の総決算を行う」として、ロシアとの北方領土問題や北朝鮮による日本人拉致問題解決に全力を挙げる考えを表明しました。
突然ですが皆さんに質問、「尾崎〇〇」と言ったら、誰をイメージしますか?
尾崎将司、尾崎紀世彦、尾崎豊、尾崎亜美・・・。
本来綴るべき予定であった「憲政記念館」紀行は、明日のブログで記させてください。

明日ドラフト、根尾は?吉田は?  法華坊主 joe

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