開運招福、商売繁盛を願う祭

2018年 11月9日 - 日常

今年は既に11月1日が「一の酉」でした。
酉の市は11月の酉の日ににぎやかな市がたつことから「酉の市」といい、「大酉祭」「お酉様」とも呼ばれています。
縁起ものがたくさんついた縁起熊手が名物で、新年の開運招福、商売繁盛を願うお祭りとして親しまれています。
酉の市は江戸時代から続く行事で、その起源は、花又村(現在の東京都足立区)の大鷲神社にあるとされ、近隣の農民たちが、秋の収穫を祝って鷲大明神に鶏を奉納したのが始まりだといわれています。
その後、開運招福、商売繁盛を願う祭りになり、縁起熊手のほかにも八頭(里芋の一種)や黄金餅(粟餅)なども人気となって、正月を迎えるための最初の祭りとして定着しました。
芭蕉の弟子である其角は、「春を待つ 事のはじめや 酉の市」と詠んでいます。

酉の市は11月の酉の日に行われますが、酉の日は12日ごとに巡ってくるので、11月に3度行われる年もあり、1度目を「一の酉」、2度目を「二の酉」、3度目を「三の酉」といいます。
「三の酉まである年は火事が多い」といわれており、火の用心につとめる風習もあります。
これは、「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」という言い伝えや、寒くなって火を使う機会が増えるため注意を呼びかける意味などがあるようです。
今年は三の酉まであり、一の酉が11月1日(木)、二の酉が11月13日(火)、三の酉が11月25日(日)です。

柳田2ラン、逆転サヨナラ。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です