しなやかに生きるために

2018年 11月10日 - 日常

『おだやかな革命』という映画をご存知でしょうか?
『よみがえりのレシピ』などの渡辺智史監督が、自然エネルギーを活用し、地域再生に取り組む人々を描いた自主製作のドキュメント映画です。
今年2月ポレポレ東中野でのロードショーを見逃しまったので、全国順次公開され、今日(10日)二本松福祉センターで行われた自主上映会を観てきました。

原発事故後、太陽光による電力会社を立ち上げた福島県の酒蔵の当主や元畜産農家。
自力で小水力発電事業を立ち上げる岐阜県の山奥の村民。
秋田県にかほ市の風車、岡山県西粟倉村の森林資源を生かす人々。
映画は、エネルギー自治を目指す地域住民の姿を追い、経済成長社会の中で見失われた「豊かさ」とは何かを問いています。
渡辺智史監督は、
今の日本社会が抱えている様々な矛盾は、一見すると解決が困難にも思えることばかりです。
でもそれらが意外にも「暮らしの選択」という身近なキーワードから解決していけるのではないか、そこにこそ確かな希望があるのではないかと思うのです。
本映画には、自らの手で仕事や暮らしを作っている人々が手を携えながら、新しい時代を切り開いていこうとする姿が描かれています。
その先には、これまでの拡大・成長を追い求めてきた時代が見失った「本当の豊かさ」が見えてくるはずです。
ワクワクや共感によって動く新しい時代は、もう始まっています。
この映画の上映を通して、全国各地の皆さんと一緒に「おだやかな革命」の動きを作っていきたいと思います。
と、コメントしています。
次の上映はいつどこになるか分かりませんが、機会があったらぜひ観てみてください。
本当の豊かさを見失っている法華坊主は、平面会場にパイプ椅子を並べ、壇上の白布に映し出される90分の映像に、腰が痛くなりました。
お恥ずかしい限りです。

紅白司会、広瀬すずと櫻井翔。  法華坊主 joe

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