立て直しの強い決意

2018年 11月19日 - 日常

今日は午後から飯坂温泉近くのお宅に届け物があって、その用事を済ませた後に少し足を延ばしてみました。
大笹生インターから、去年11月に開通した東北中央自動車道に乗って、隣接の山形県米沢市へ上杉鷹山先生に会いに行ってきました。

米沢藩中興の祖と云われる9代藩主・上杉治憲(のちに鷹山)は、高鍋藩主・秋月種美の二男として生まれ、10歳の時に上杉重定の養子となりました。
当時藩政は財政の窮迫が進行しており、治憲はこの苦境のさなか17歳で米沢藩を襲封、米沢藩再興に成功しますが、35歳で隠居します。
その後も次期藩主・治広の後見役として藩政を指導し、72歳でその生涯を閉じました。
米沢織・米沢鯉・ウコギ・笹野一刀彫など、質実剛健・質素倹約をもって鷹山が築いた基礎が、米沢の今を形作っているのです。
鷹山が恩師・細井平州を迎えた地、普門院も訪ねてみましたが、敬師の美談を伝える「一字一涙の碑」も建立されていました。
「なせば成る、なさねばならぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」は余りにも有名です。
鷹山が治広に家督を譲る際に申し渡した『伝国の辞(でんこくのじ)』3カ条こそ、藩主としての心得であり、現在の民主主義思想にも通じるものがあります。
安倍さん、トランプさんもぜひ一読してほしいですね。
復路、米沢牛とはいきませんでしたが米沢らーめんをいただいて、ほっこりした気分で帰ってきました。

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