難事を忍ぶ強い精神力

2018年 11月24日 - 日常

今朝の最低気温は、-1.9℃、今季一番の寒さでした。
初冠雪の後に融けてしまった吾妻安達太良連峰の頂も、ふたたび白い綿帽子を被っています。

三連休の中日、いかがお過ごしでしたか。
今年もひと月余りとなりましたが、一年色んなことがありましたね。
思うようにいかないのが私たちの人生で、不幸や災難は、不意に容赦なく襲ってきます。
そんな中で大切なのは「負けるものか!」と立ち向かう心です。
『法華経』の中にも「當(まさ)に忍辱(にんにく)の鎧(よろい)を著(き)るべし」と励ましの言葉があるように、この難事を忍ぶ強い精神力が必要ですし、その意志の力こそが事態を好転させてくれます。
「災い転じて 福となす」とは、私たちは禍いに出遭ったおかげで、自分自身を見直す機会を得、人生の本当の価値に気づくことが出来るとも言えます。
迫害の御生涯を送られた日蓮聖人は、迫害を加えた人々に対して、「良き師、良き友である」と感謝の言葉を送られています。
災禍の中では、その生き方が試される時です。
その禍いを転ずる力が、お題目の経力ですから、日々の信仰にますます精進いたしましょう。
陸上に例えるならば、今年も最終コーナーを回って最後の直線に入りました。
ゴールテープを目指して、もう一息頑張りましょう。

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