小春日和と木枯らし

2018年 11月27日 - 日常

先週土曜日から今日まで、所用と趣味を兼ねて上京していましたが、昼はポカポカ、まさに「小春日和」で晩秋と思えぬ暖かさでした。
小春とは旧暦10月の別名で新暦の11月から12月初め頃にあたり、小春日和の季節は春ではなく、秋~初冬となります。
移動性高気圧に広く覆われて晴れた日や冬型の気圧配置がゆるんで晴れた日などは風が弱く、日差しを浴びると暖かく感じられ、小春日和となります。
小春日和という言葉は、山口百恵の「秋桜」の歌詞でも有名ですが、昔から様々な作品に登場します。
詩人・島崎藤村は、千曲川のスケッチの中で、小春日和が最も心地の好い時の一つであるとしています。

また、木枯らし1号とは、西高東低の冬型の気圧配置となりその年初めて吹く北よりのやや強い風のことで、東京地方と近畿地方でのみ発表されます。
例えば東京地方では、北よりの風速8メートル以上の風が吹くと、気象庁はその風を「木枯らし」と認定し、最初の木枯らしを木枯らし1号として発表しています。
東京地方の木枯らし1号は、期間が「10月半ばから11月末」と定義されていますので、今月30日(金)までに吹かなければ、今年の発表はなしということになります。
これからも木枯らし1号となるような強い北西の風が吹く可能性は低く、39年ぶりの発表なしが濃厚となってきました。

元貴乃花親方、景子さんと離婚、結婚23年。  法華坊主 joe

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