光陰矢の如し=師走

2018年 12月1日 - 日常

今日から12月=師走(しわす)です。
師走とは、この時期に僧がお経をあげるために東西を馳せることから、「師が馳せる月」⇒「しはせつき」⇒「しわす」となったといわれています。
「師」は「僧」を指すのが一般的で、「馳せる」は「走る。急いで行く」という意味です。

そして今日は「映画の日」でもあります。
映画の日は、1896年(明治29年)11月25日に神戸倶楽部で映画が一般公開されたのを記念して、日本映画連合会(現・日本映画製作者連盟)が制定した記念日です。
この年から数えて60年目にあたる1956年に、切りのいい12月1日を「映画の日」と制定し、日本における映画産業発祥(有料での公開)を記念する日となったそうです。
なお、この神戸倶楽部で公開されたのは、今日のスクリーンに映写されるタイプではなく、1人ずつ覗き込んで見るタイプの「キネトスコープ」と呼ばれるもので、発明はエジソンによるものだそうです。
昨日都内のホテルで行われた第63回「映画の日」中央大会の式典では、映画業界で40年以上勤続した永年勤続功労章受章者37人の表彰が行われ、日本映画界に多大な貢献をした者に贈られる特別功労章を編集技師の石井巌氏、映画監督の是枝裕和氏、録音技師の紅谷愃一氏が受章しました。
今年の映画界に最も寄与した作品に授与される第36回ゴールデングロス賞の授賞式も行われ、興収90億円突破の大ヒットとなった「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」が日本映画部門で最優秀金賞を受賞。
優秀銀賞は同じく90億円突破の「名探偵コナン ゼロの執行人」、53億円の「映画ドラえもん のび太の宝島」、45億円の「万引き家族」、37億円の「銀魂2 掟は破るためにこそある」が受賞し、久しぶりに実写の邦画が存在感を示した模様です。
興収30億円突破の大ヒットとなっている上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」が特別賞を受賞したのもうなずけます。
映画評論家の名言じゃないけれど、「いやぁー、映画って本当に良いもんですね!」「それではまた次回をお楽しみに、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!」。

米国・ブッシュ(父)元大統領が死去 94歳。  法華坊主 joe

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