季節はずれの暖かさから一転

2018年 12月6日 - 日常

明日(7日)は 24節気のひとつ「大雪(たいせつ)」で、暦の上では本格的な冬の到来となります。
今週前半の季節はずれの暖かさから一転して、天気も気温も冬らしさが増して来そうです。
冬型の気圧配置が強まり、北日本では荒れた天気に注意が必要です。

12月を迎えると「年の瀬(としのせ)」という言葉をよく使います。
国語辞典では「年の瀬」の意味を、「年の暮れ」「年末」「歳末」と説明するものが多くあります。
「年の暮れ」「年末」「歳末」は、1年の終わりのことを言いますが、いずれも、いつからいつまでを指す、とは言いにくい言葉です。
一般的に、12月に入ってから使われることが多いようです。
12月の中旬を過ぎると、「年の瀬も押し迫って・・・」「年の瀬も押し詰まって・・・」と、使い分けられているようで、さらに鬼気迫るものがありますね。
「瀬」は「あさせ、はやせ」という意味の漢字で、正しい字は「瀨」で、字源は「川」と「切れ目が入る」という漢字の組み合わせ。
イメージとしては渓流のゴツゴツした石の間を流れる川です。
よって、「浅いところ」「流れが速いところ」という意味の他、「立てるところ」という意味もあります。
「年の瀬」は「年の流れが速いところ」という意味になり、年の中で一番忙しい年末の慌しさを表したものです。
語源としては、江戸時代は後払い(つけ)がほとんどだったようで、そのため年内には未払いであるものを清算しないといけないので、金銭の調達が慌しい⇒一番動きが速い時期⇒年末として使われたようです。
「師走(しわす)」など、何かと年末は慌しさを表す言葉が多いと思いませんか。
現代はそれほどでもないと思いますが、来年への持ち越しを無くすよう急ぎたいものですね(笑)

クロ現ガッカリ、真のクイーン伝えてない。  法華坊主 joe

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