ほんのりとやさしく穏やか

2018年 12月5日 - 日常

その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例の『2018 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が3日に発表され、平昌五輪の女子カーリングで銅メダルを獲得した日本女子チームの掛け声「そだねー」が年間大賞に決定したことは、既報の通りです。
そのほか、トップ10には「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーッと生きてんじゃねえよ!」「#MeToo」が選ばれました。

授賞式に登壇した本橋選手は「ちょっと笑っちゃう。『私たちでいいのかな?』って気持ち」と満面の笑み。
「試合中は、ポジティブな言葉を発するという決まりがある。その通過点として(受賞できて)とてもうれしく思います」と喜ぶ一方、「北海道の人に聞くと『普通(の言葉)だよね』って言われます」と、地元の反応も明かしていました。
選考委員のひとり、言語学者・金田一秀穂先生は「『そだねー』がイチオシである。何より、作られた言葉ではなく、自然に生まれた言葉であるので、ワザとらしさがない。当たり前の心がこもっている。北海道アクセントの温かみがある。地についている。スポーツ選手のことばなのに、気合や根性とは遠く、誠実でありながら、あくまでもほんのりとやさしく穏やかである。今の日本が必要としている清潔感に満ちている」とコメントを寄せました。
例年発表の新語や造語でなく、北海道で普通に使っている言葉が、平昌五輪で日本国民に感動と勇気を与え、その年の流行語大賞に選ばれて、今年一年の災難を一掃し、さらにホンワカとなるような気持ちにさせてくれた「そだねー」に改めて感謝です。

「ご飯論法」論点ずらして逃げる安倍総理。  法華坊主 joe 

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