疎かになっている基本

2018年 12月10日 - 日常

寒さの合間、暮れの大掃除に精励のことと拝します。
ところで皆さんはどのように雑巾(ぞうきん)をしぼりますか。
雑巾のみならず、タオルやふきんなど暮らしの中で幾度となくやっているはずの「しぼる」行為。
しかし、正しくしぼれる人はおよそ4割で、あとの6割は誤ったしぼり方をしているそうです。
小学校の掃除の時間に生まれて初めて雑巾をしぼるお子さんが多いそうで、掃除の基本がいかに疎かになっているかがわかります。
皆さん、そしてお子さんやお孫さんは大丈夫ですか?
まずは、身近にあるタオルなどを使って自分のしぼり方をチェックしてみてください。
〈A:縦しぼり〉縦に持ち、ねじりながらしぼります。
〈B:横しぼり〉横に持ち、ねじりながらしぼります。
〈C:握りしぼり〉おにぎりを握るように、ぎゅっと握ってしぼります。

このうち、雑巾の正しいしぼり方は〈A:縦しぼり〉だそうです。
縦しぼりは順手と逆手でねじるため無理なくきっちり力が入り、脇をしめながら押し出すように手首を回転させるので、手首だけではなく腕の力も加わり、強くしぼり込むことができます。
〈B:横しぼり〉は順手と順手なので力が入りませんし、手首の回転のみでねじるため、十分にしぼることができません。
〈C:握りしぼり〉は押し付けているだけなので、あまり効果がなく水滴ボタボタ状態です。
多くの方が横しぼりをしており、それが当たり前だと思っていますが、縦しぼりと比べてみるとしぼり具合に差がでますし、子供は握りしぼりが多いので、正しいしぼり方を教えてあげないと、部屋中ビショビショになってしまうそうです。
お陰さまでわたしは〈A:縦しぼり〉ですが、形はともあれ年末の大掃除もがんばらなきゃいけませんね!
最近は雑巾がけなどと言うレトロな方法は用いず、モップでフロアーを拭き拭きするから、雑巾の正しいしぼり方なんて関係ないのかな?

官民ファンド、取締役9人辞任。  法華坊主 joe

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“疎かになっている基本” への1件のコメント

  1. 雑巾のみならず、タオル・布巾等日常頻繁に”絞り”は登場します。私の中で数十年来心に引っ掛かっているのが、縦絞りの上になる手が左右どちらが正しいのか?です。 紐の結び方の縦結びが縁起が悪いとされて居る様に、タオルの絞り方にも湯灌の際のやり方が有った様に記憶しています。それがどちらだったか定かではなく気になって居ます。
    ご回答を宜しくお願いいたします。

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