民が黙れば民主主義は消える

2018年 12月19日 - 日常

上京していた時、福島では上映していない「華氏119(かしいちいちきゅう)」という映画を観る機会を得ました。
「華氏119」は、2018年にマイケル・ムーア監督が発表したドナルド・トランプ大統領を題材としたドキュメンタリー映画です。
タイトルは、2004年に公開されたジョージ・W・ブッシュ政権を批判した映画「華氏911」にちなみ、「119」はドナルド・トランプが第45代大統領が当選を確実とし勝利宣言をした「2016年11月9日」を意味しています。
トランプ大統領に対する批判を描いていると認識されがちですが、実際はアメリカの特殊な選挙制度や現在の経済状況、トランプを当選させたアメリカ社会に対し鋭く切り込んだ作品となっていました。

ドキュメンタリーは世界の今を知るためのとても素晴らしいツールのひとつですが、それが面白ければなおさらです。
マイケル・ムーア監督のドキュメンタリーは、「地味」「小難しそう」といったドキュメンタリー映画への先入観を取っ払ってくれました。
この映画を観ると、アメリカの今に日本の姿も重なる点が多々あることに気づかされます。
マイケル・ムーア監督がドキュメンタリーを通して私たちに訴えるのは、「民が黙れば民主主義は消える」ということではないでしょうか。

ソフトバンク上場、終値1282円。  法華坊主 joe

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