大人になったことを祝う成人式

2019年 01月12日 - 日常

「成人の日」は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」趣旨の国民の祝日です。現在は1月第2月曜日ですが、2000年にハッピーマンデー制度で改定される前は、1月15日でした。1月15日は小正月にあたり、かつて小正月に「元服」が行われていたからだといわれています。「成人の日」が1月15日だったころは、前年の1月16日から、その年の1月15日までに誕生日を迎える新成人を祝っていましたが、改定後は、前年の4月2日から、その年の4月1日までに誕生日を迎える新成人(学齢方式)になりました。

出生、成人、結婚、死など、人が成長する過程で行われる儀礼を「通過儀礼」といいます。成人の通過儀礼として、20歳になり社会的に大人になったことを祝うのが「成人式」です。
成人式は、奈良時代に起こった「元服(げんぷく)」に由来しています。「元服」の「元」は首(頭)、「服」は着用という意味で、公家や武家において、成人男子の通過儀礼として頭や服を改めました。男子は、数え年で12歳~16歳ぐらいで「元服」の儀式を行い、髪を結い、服を改め、公家では冠、武家では烏帽子を着用しました。また、幼名から実名を名のるようにもなりました。

明日から初場所、稀勢関大丈夫。  法華坊主 joe

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