追儺=邪気を追い払う行事

2019年 02月1日 - 日常

今日から2月(如月)です。
今月は、2日が初午(はつうま)、3日が節分(せつぶん)、4日が立春(りっしゅん)、11日が建国記念の日です。

節分に豆まきをしたり恵方巻を食べる方はとても多く、数ある年中行事の中でも人気が高く、お正月やクリスマスについで堂々3位の人気行事です。
本来、節分は季節の分かれ目である「立春・立夏・立秋・立冬の前日」のことをいい、年に4回ありますが、これが室町時代あたりから立春の前日だけをさすようになりました。
なぜなら、春を迎えることが新しい年を迎えることでもあったため、最も重要だったからです。
昔は、季節の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられていました。
中でも重要なのは、年の分かれ目です。
旧暦では新年が春から始まったため、立春の前日の節分は、大晦日に相当する大切な節目だったのです。
古代中国では、大晦日に追儺(ついな)という邪気祓いの行事がありました。
これは、桃の木で作った弓矢を射って、鬼を追い払う行事です。
これが奈良時代に日本に伝わり、平安時代に宮中行事として取り入れられました。
その行事のひとつ豆打ちの名残が豆まきで、江戸時代に庶民の間に広がりました。豆を“打つ”から“まく”に変わったのは、農民の豊作を願う気持ちを反映し、畑に豆をまくしぐさを表しているからです。
こうして、新年を幸多き年にするために、災いをもたらす鬼を追い払う節分行事が定着していきました。
今年はちょうど日曜日に当たりますから、家族そろって節分を行ってはいかがですか?

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