幸福を祈り、災いを除くお祭り

2019年 02月16日 - 日常

今日は旧暦でいうと1月12日です。
当地では「旧暦正月十四日は、全ての望み・願いを叶えてくれる最良の日だ」と、先人から聞きおよんでいます。
かつてこの日(今は建国記念の日)に福島市内の信夫山でも、日本一のわらじを奉納する祭事「信夫三山暁参り」が行われていました。
立正院でもこの日に「六三除け星祭」の御祈祷会を修行して、檀信徒各家ご家族皆々様の無病息災・身体健全・交通安全・心願成就等を祈り、併せて本年厄年に当たっておられる方の開運招福・除厄得幸のご祈願を奉修しています。
参詣される方の日程を配慮し、今年は当日のみではなく、今日明日の土曜日曜にも祈願会を執り行い、家内安全・健康増進・年中安泰・開運招福および各種のご祈願をお勤めいたしました。

最新の医薬を用いても少しも効果がないという病気は、古来より「六三(ろくさん)」にかかっていると言われ、これは星廻りのお障りで、人間の体の九ヶ所の部位(①頭、②右肩、③左肩、④腹、⑤右脇腹、⑥左脇腹、⑦股、⑧右足、⑨左足)のいずれかに難病となって現われます。
これを除けるのが「六三除け」です。
また私たちは、生年月日によって九つの星(①一白水星、②二黒土星、③三碧木星、④四緑木星、⑤五黄土星、⑥六白金星、⑦七赤金星、⑧八白土星、⑨九紫火星)に配置されます。
これら、その年の配置によって吉方・凶方があり、方除けを行うことによって一年を安心して過ごすことができるのです。

星祭とは、一年ごとに巡ってくる運命を左右する星を供養し、個人の一年間の幸福を祈り、災いを除くお祭りです。
仏教本来の教えではないのですが、仏教が各地に広まる際に、道教や陰陽五行説などの影響を受けつつ、まず迷い多き衆生を救い、仏の教えに導くための方便として釈尊滅後に独自に成立、発展したものです。、
現在、日蓮系の寺院に限らず、多くの宗派が行っています。
立正院では、明日(17日)・明後日(18日)も、9時・11時・13時・15時に祈願会を奉修いたしますのでお参りください。

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