春の弥生のこの佳き日。

2019年 03月2日 - 日常

明日3月3日は、「桃の節供」です。
本来は「上巳の節供」(じょうしのせっく)といいますが、ひな人形を飾り、女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」として親しまれています。
ひな祭りの味といえば、「菱餅」や「ひなあられ」「白酒」などがあり、ひな壇に飾るとおひな様も喜んでいるように見えます。
また、「蛤の潮汁」や「ちらし寿司」も、お祝いのごちそうとしておいしいだけでなく、縁起よく、見た目も春らしくて華やかです。
かわいく飾って、おいしく食べてひな祭りを楽しみましょう。

その昔、ひな人形を持って野山や海辺へ出かけ、おひな様に春の景色を見せてあげる「ひなの国見せ」という風習がありました。
その時にごちそうと一緒に持っていったのが「ひなあられ」です。

ひな祭りの飲み物といえば、童謡にも歌われている「白酒」です。
♪少し白酒 めされたか 紅いお顔の 右大臣♪
もともとは、桃が百歳を表す「百歳」(ももとせ)に通じることから、桃の花を酒にひたした「桃花酒」(とうかしゅ)を飲む風習がありました。
江戸時代から「白酒」が好まれるようになり、ひな祭りといえば「白酒」が定着していきました。
それでは今夜、法華坊主も街に出かけ、たくさん白酒いただいて、紅いお顔に染めて参りましょう。

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