滝らしい滝を描きたい。

2019年 03月14日 - 日常

昨日(13日)宗門の教学研究発表大会が催され、上京してきました。

上京のついで?に、横浜まで足を延ばし「千住博展」(~4月14日、そごう美術館)を観てきました。
世界的に活躍する画家・千住博さんが、画業40余年の集大成として障壁画《断崖図》、《瀧図》を世界遺産・高野山金剛峯寺の大主殿に奉納することになりました。
高野山金剛峯寺は、平安時代のはじめに空海(弘法大師)によって開かれた真言密教の聖地です。
1863(文久3)年に再建された大主殿には狩野探幽、山本探斉等による襖絵が納められています。
2015年の高野山金剛峯寺開創1200年を記念して、その中で長年白襖となっていた「茶の間」と「囲炉裏の間」に千住博さんが新作を描き上げた襖絵と床の間からなる障壁画44面の完成を記念して、奉納に先駆けて紹介しています。
1990年代に始まり、今も新作が待望される、滝をモチーフにした千住さんの真骨頂「ウォーターフォール」シリーズ。
本物の滝がそうであるように、画面の上から下に絵具を流し落とすという斬新な技法は、千住博さんの「滝らしい滝を描きたい」という一念から生まれたそうです。

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