暑さ寒さも彼岸まで。

2019年 03月17日 - 日常

明日(18日)から春の彼岸です。
彼岸といえばお墓参りが頭に浮かびますが、彼岸はインドなど他の仏教国にはない日本だけの行事です。
彼岸には、春彼岸と秋彼岸があります。
それぞれ、春分の日、秋分の日を中日とし、その前後の3日を合わせた7日間を彼岸といいます。
彼岸の中日である「春分の日」「秋分の日」は国民の祝日です。
祝日法によると、春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』、 秋分の日は『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』となっています。
春分と秋分は、いずれも24節気のひとつで、暦の上では春と秋の折り目となります。春分と秋分は、昼と夜の長さがほぼ同じになりますが、 春分以降は昼が長くなるため寒さが和らぎ、秋分以降は秋の夜長に向かうため涼しくなっていきます。
こうして彼岸を迎えれば厳しい残暑や寒さに目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。
日本では、神仏両方を共にまつるという風土があるので、太陽神を信仰する「日願」と仏教の「彼岸」が結びついたからという説があります。
また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、お彼岸は大切な行事となりました。
明日からの一週間、ご先祖様へのご供養と自分自身の仏道修行に精進いたしましょう。

魅力あるTBS『たまむすび』、是非ご聴聞あれ!  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です