青葉若葉を揺らす風の香り。

2019年 05月6日 - 日常

10連休最終日の今日は「立夏(りっか)」です。
立夏は二十四節気のひとつで、夏が立つと書くように、夏の兆しが見え始める頃という意味で、陽気も増し、夏の気配を感じる時期です。
暦のうえでは立夏から夏に入るため、「立夏を迎え、暦の上では夏となりました」といったフレーズをよく見聞きしますように、いわゆる初夏を迎えました。

新緑も美しく、日々その色を濃くしていきます。
季語にもなっている「薫風(くんぷう)」、「風薫る」は青葉若葉を揺らす風に香りがあるかのような様子を表しています。
「風薫る季節となりました」は、初夏の挨拶としてお馴染みです。
新緑の木々は最も成長が盛んな時期に入るため、新緑の香りに元気をもらえそうですね。
また、木々の間を吹き渡る「若葉風」や「草分けの風」も、初夏ならではのみずみずしさを感じることばです。

この時季は、端午の節句の行事食である柏餅や粽(ちまき)、八十八夜の頃に盛んとなる新茶、この時季ならではの初鰹、旬を迎える筍・そら豆・グリーンピース・新じゃがなど、初夏の味を堪能してくださいね。

若冲展『11万人』突破!きょう最終日。  法華坊主 joe

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