心をこめてのおもてなし。

2019年 07月12日 - 日常

東京(首都圏)は、明日からお盆です。
日本で最初にお盆を行ったのは推古天皇で、今から1400年も前の飛鳥時代です。
長い間、貴族や僧侶だけが行う特別な行事でしたが、江戸時代に入ると、ろうそくや提灯が大量生産されたこともあって、一般の人にも定着していきました。

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。
これはインドの言葉のひとつでサンスクリット語の「ウラバンナ」を漢字で記したもので、その意味は「逆さ吊り」と云われています。
その意味だけを聞くと怖いようですが、逆さ吊りにされているような苦しみにあっている人を救うための法要、そこから親孝行の大切さを説いた教えのひとつとなり、これが起源とされています。

お盆の行事期間は地域によって異なりますが、今では大きく3つに分かれています。
1)新暦の7月15日(新盆)⇒ 7月13日~15日 東京・横浜など
2)新暦の8月15日(月遅れ盆)⇒ 8月13日~15日 その他の地域
3)旧暦の7月15日(旧盆)⇒ 8月20日前後 沖縄地方など
お盆は、先祖の霊が家へ帰ってくるのをもてなし供養する日本の夏に欠かせない行事の一つですから、心をこめておつとめいたしましょう。

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