画面を横切る1本の線。

2019年 07月18日 - 日常

今週の初め、ノエビア銀座ギャラリーで開催されている「安西水丸展 1本の水平線」を観てきました。
昨年の夏にも、福島県立美術館で「イラストレーター・安西水丸」展が開催され、それ以来の鑑賞となりました。
安西水丸さんは、1970年代より小説、漫画、絵本、エッセイや広告など多方面で活躍したイラストレーターです。
はじめ広告代理店や出版社に勤め、デザイン等の仕事をしていましたが、独立後は村上春樹氏をはじめとする本の装幀や、『がたん ごとん がたん ごとん』などの絵本、広告や執筆活動など幅広く活躍しました。
今回は、画面を横切る1本の線を「ホリゾン(水平線)」と呼び、ホリゾンを引くことで、コーヒーカップや花瓶がちゃんとテーブルや出窓に置かれているイメージが出せるそうで、「一直線にイラストレーターになった」という安西さんの作品が展示されていました。
頭が禿げてお腹も出ているおっさんには似合わない銀座のギャラリーでしたが、雨の銀ブラひと休みも兼ねて仄仄とするひと時でした。
この日は3連休翌日でしたので休館の施設も多く、でもこの他に3館を巡り歩き、それぞれに特徴ある美術展を観ることが出来ました。
ご一緒してくれたナビゲーターに感謝します。

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