高精細複製画で綴る。

2019年 08月8日 - 日常

きょう8日は「立秋(りっしゅう)」。
暦の上では秋ですが、きょうも各地で猛烈な暑さとなりました。
最高気温が35℃以上の猛暑日地点は、全国のアメダスのうち197地点で、その中でも最も気温が高かった群馬県前橋市と伊勢崎市は38.9℃まで上がり、本州では今季一番の暑さです。
明日も、西日本から東北南部にかけては朝から日差しが降り注ぎ、各地で厳しい残暑となりそうです。
こまめに水分や塩分をとり、適度に休息を取るなど、体調管理には十分お気をつけください。


北斎人気は、後を絶ちませんね。
「〈綴プロジェクト〉高精細複製画で綴るーフリーア美術館の北斎展」が、すみだ北斎美術館で開催(~8/25)されています。
日本美術の宝庫として知られるフリーア美術館(米国ワシントンD.C.)は、所蔵品に関して門外不出の方針を貫いているため、日本でその名を知る人は多くありません。
そこでこの展覧会では、フリーア美術館の協力のもと、特定非営利活動法人 京都文化協会とキヤノン株式会社が推進する「綴(つづり)プロジェクト」によって、同館が誇る世界最大級の北斎の肉筆画コレクションの中から13点の高精細複製画を制作、これをすみだ北斎美術館が所蔵する約130点の関連作品と共に展示しています。
特に、六曲一双の大作『玉川六景図』は、フリーア美術館では左隻に風景、右隻に人物がそれぞれ配されているのですが、元々は人物と風景を一対として構成されていたんだそうで、今回の複製展示では、対とした配置で展示されています。
個人的な感想としても、人物と風景を一対で配置してある方が見た目のバランスもいい様に感じました。
また、「富岳三十六景 神奈川沖浪裏」の波ともよく似た『波濤図』は、北斎88才の作品だそうですが、この活き活きとしたダイナミックな描写は「さすが北斎」、最期までぶっ飛んでますね。

進次郎ロス、続出?  法華坊主 joe

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