夏に先祖供養を行う風習。

2019年 08月11日 - 日常

お盆には、「故郷に帰省して家族、友人や親戚一同が集まり、ご先祖様のお墓参りをする」・・・そんなイメージを思い浮かべます。
お盆の起源は、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」から生まれたという考え方が広く知られていますが、日本のお盆は、盂蘭盆会に農耕儀礼や先祖供養など古くからの風習が合わさって形作られたといわれています。
飛鳥時代、推古天皇の時代に、初めてのお盆の行事が行われたと文献が残っていることや、夏に先祖供養を行うという風習は奈良時代頃にはすでにあったと考えられており、地方によって風習は様々ですが、古くから、お盆の時期に先祖を供養するという考え方が受け継がれてきました。
現在の日本企業では、お盆休みとしてお盆の中日である8月14・15日を挟んで、前後3日~5日を休日にするというところが多く、お盆の週は1週間お盆休みという企業も珍しくなくなってきました。
今年は、8月11日(日)の祝日・山の日の振替休日で12日(月)もお休みなので、お盆の期間にお休みが取れる場合は、8月10日~18日の最大9連休になります。

お盆には、盆棚(精霊棚)を飾りますから、盆棚にお供えするものを用意するなど準備をしてください。
親戚の方などから提灯が届いた場合は組立てて飾りましょう。
お花、供物、ろうそくや線香などの供養に必要なものを揃えておきましょう。
明日は、盆棚の飾り方について地域などによって特徴がありますが、用意するものなどを紹介しましょう。

東日本大震災、8年5カ月の月命日。  法華坊主 joe

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