引き継いできた文化と風習。

2019年 08月12日 - 日常

明日からのお盆に向けて、既に盆棚(精霊棚)を飾られたことでしょうが、
盆棚に必要なお供え物などをそれぞれチェックしてみてください。
〇 「マコモ」というイネ科の草の敷物・・・お釈迦さまがマコモで編んだ寝床に病人を寝かせて治療されたと言われていることから盆棚の下に敷かれるようになりました。
〇 「笹竹」を用意するのは、結界を張るためという説・・・縄もこの笹竹に張り、縄と笹竹で結界を張ります。
〇 「ほおずき」は、霊に場所を示す、盆提灯に似ているという説が一般的です。
〇 「盆提灯」は、先祖の霊が迷わないための目印・・・盆棚の横に飾ったり、軒先につるしたりして飾ります。
〇 「ナスの牛・キュウリの馬」は、先祖の霊が馬にまたがり、荷物を背負わせた牛を引き連れて子孫のもとに帰ってくるといわれています。
〇 「水の子」という蓮の葉の上にさいの目に切ったナスやキュウリを盛りつけたものも準備します。
〇 「盆花」には、キキョウやハギなどを用いられるといわれています。ミソハギは、萩に似ており、禊に使われていたことから「みそぎはぎ」と呼ばれ、「ミソハギ」となったという一説という説がありますが、仏花や故人が好きだった花をお供えすることも多いです。
他にも、季節の果物・そうめん・お膳など、たくさんの食べ物をお供えするのは、飢えた先祖の供養のためと言われることもあります。
一般的に盆棚で用意されるものを紹介しましたが、地域や家庭によって、盆棚に飾るものは多種多様でしょう。
それぞれの家庭で引き継いできた文化や地域の風習など、お盆を通じて再発見することがたくさんありますから、子々孫々へつないでいってください。

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