前線がウロウロする秋の長雨。

2019年 08月28日 - 日常

気象庁は28日朝に福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報を発令しました。
これまでに経験したことのないような豪雨となっていて、最大級の警戒が必要です。
前線の活動が活発になっている影響で、九州では1時間に100ミリを超える猛烈な雨を観測しました。
24時間の雨量は平年の8月1カ月分の2倍に達し、観測史上1位となっている所があります。
29日にかけては西日本から北日本の広い範囲で大雨の恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。


ここ最近、ニュースで「秋雨前線」という言葉をよく聞くようになり、まだ季節は夏ですが、秋の訪れを感じますね。
日本列島を秋雨前線がウロウロする秋の長雨シーズン。
この天気をもたらす秋雨前線の正体は何でしょう?
「前線」とは、性質の異なる空気の境目。
「暖かい空気」や「冷たい空気」の境目などにできます。
性質の異なる空気がぶつかる場所では上昇気流が起こり、雲が発生します。
季節の変わり目は「北の冷たい空気」と「南の暖かい空気」に挟まれるため、東西に長い前線ができます。
よって、秋雨前線は「秋の空気」と「夏の空気」の境目で、秋になると北から冷たい空気がやってくるので、季節が進むにつれて秋雨前線の位置は次第に南下します。
南から台風が北上してくる時に秋雨前線があると、暖かく湿った空気で前線が刺激され、台風が離れている段階から大雨になることがあります。
秋雨前線が停滞する時期は、台風の動向にも注意が必要です。

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