農業にとっての厄日。

2019年 09月11日 - 日常

東京など関東各地が局地的なゲリラ豪雨に見舞われています。
今日は、二百二十日(にひゃくはつか)。
二百二十日とは、立春から数えて220日目にあたる雑節で、10日前の二百十日(にひゃくとおか)と同様に、稲の開花と結実の時期であり、台風シーズンの真っ只中でもあります。
そのため、二百二十日は農業にとっての厄日とされています。
ちなみに、この二百二十日と二百十日、旧暦の8月1日の八朔を加えて、農家の三大厄日ということもあるようです。
なぜ、農家にとって厄日かというと、台風が到来する確率が高いからといわれます。
実際に9月には台風がやって来る確率が高くなっています。
特に二百二十日の前後が多い、集中していると見る向きもあります。
台風という自然災害の脅威があるだけでなく、さらに二百二十日と二百十日は、稲の開花時期でもあります。
稲穂が実るには、稲が開花し受粉しなければなりませんから、デリケートな時期にあたります。
そうした重要な時期と台風シーズンが重なっていることから、ふたつの雑節の重要性が高まったといえるでしょう。
今も昔も農業への自然災害の影響は大きいのです。

小泉進次郎氏が環境相で初入閣。  法華坊主 joe

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