都合のよい日にお墓参りを。

2019年 09月22日 - 日常

明日の台風17号接近を前に、こんな質問がありました。
「お中日の前だけど、お墓参りしていいんですか?」
お彼岸のお墓参りは、いつ行けば良いのか迷う方も多いようですが、彼岸の期間であれば、どの日にお墓参りをしてかまいません。
彼岸の中日は祝日ということもあり、お墓参りに行く方が多いのですが、彼岸の最終日となる彼岸明けにお墓参りをしても問題はないのです。
大切なのは、ご先祖様や故人を大切にするこころですから、ご自身の都合のよい日にお墓参りをするとよいでしょう。

そして、お彼岸の供物や食べものといえば「ぼたもち」と「おはぎ」ですが、基本的には同じものです。
その季節に咲く「牡丹」と「萩」の花から、春は「牡丹餅(ぼたもち)」、秋は「御萩(おはぎ)」と呼び分けるようになり、作り方にも花の姿が反映されるようになりました。
また、小豆の収穫期は秋なので、秋の「おはぎ」には皮ごと使ったつぶあんを用い、春の「ぼたもち」には固くなった皮を除いたこしあんを用いていたそうです。

また「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉をよく聞きますよね。
お彼岸は迷い・悩み・煩悩に惑わされている人間が、悟りの世界と通じるときでもあります。
自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸のころには和らいで楽になることから、「暑さ寒さも彼岸まで」には励ましの意もあったのです。

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